2009年12月25日

かわいい子じゃのう

昨日の話。
銀行に用事があったので、スッピンに眼鏡、ニットの帽子をかぶって出かけた。暖かくてとても天気が良かったので、きちんと化粧して、買い物でも楽しめば良かったなぁと思ったが、駅前に出てみると、平日だと言うのにクリスマスの買い出しでごった返していたので、用事を済ませただけで家に戻る事にした。
本当にとても良い天気で、こんな日にサッカーの試合でもあれば、冬でも寝太郎と一緒に観に行けるのになぁ・・・なんて考えながら、師走の街道沿いをベビーカーを押して歩いていた。寝太郎は銀行を出たあたりからスヤスヤと眠っている。
街道を一本入って、いつもの「はっぽうさん」の家の前にさしかかると、前方に見慣れた人影を発見した。この方、いつもこのルートを通っているわけではないけれど、最近、ここを歩いておられるのを良く見かける。この間はすれ違う時、寝太郎を「ぎろり」と見ておられたけれど。
この方とすれ違う時はいつも、私は心の中で「こんにちは」と言って、心の中で深々とお辞儀をしていた。話しかけるのも失礼な気がしていていたし、ひょっとしたら凄い偏屈な方かも・・・とも思っていたので、心の中でだけそうしていた。
でも、なんだか今日は天気が良くて気持ちが良かったせいか、つい、心の中での挨拶が口をついて出てしまったようだ。
「こんにちは。いつもお見かけしているんですが、ご挨拶ができなくて。」
と言うと、ちょっとびっくりしておられたけれど、にっこり笑ってくれた。そして、ベビーカーを覗き込み「何歳?」と聞かれたので「4ヶ月です」と答えると
「かわいい子じゃのう」
と言って、寝ている寝太郎のほっぺをなでなでしてくれた。
寝太郎が一緒だったから話しかけられたという事もあったかもしれない。頻繁にお見かけしていたのに、ご挨拶ができるまで4年もかかってしまった。近くで拝見すると、とてもがっちりした体つきでびっくりする。連れに報告すると「妖気をもらったな!」と喜んでいた。
思い出すように「かわいい子じゃのう」と言ってほっぺをなでなでしていると、「かわいい子じゃのう」がいつの間にか”目玉おやじ”の真似になってくる。目玉おやじのしゃべり言葉は、水木さんのお国の言葉なのかもしれない。
posted by はきこ at 23:14| 東京 ☀| Comment(2) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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