2008年04月07日

塀くん

先日、いつもの帰り道を歩いていると、黒猫と遊んでいるおばさんがいた。一度は通りすぎたが、帰ろうとしているおばさんの自転車に、猫がすりすりとすり寄っている姿をみて、私も仲良くしてもらえるかと思い引き返してみた。
多分この猫は、この間”とらいち”と資材置き場でやり合ってた猫だな。
おばさんに「猫が好きなんですね」と言われ「はい、気になって引き返してしまいました」と言うと、この猫を飼ってもらえないかと言われた。おばさんの話によると、この猫の生い立ちはこうらしい。
一年ほど前、”とらいち”も住んでいるこの界隈で、野良猫が何匹かの子猫を産んだ。この地域では猫を保護する会が存在しており、その会で捕獲し、すべてに去勢・避妊手術やワクチン、各種検査をし、里親を募集した。他の猫には里親が見つかったが、この黒猫だけは母親の元に残された。
この猫に「塀くん」と私が名付けたのは、いつも塀の上に居るから。
ちなみに”はっぽうさん”は、いつも発泡スチロールの小屋に居るから。
塀くんはここ1年ですっかりやんちゃになった。おばさんにはだいぶ慣れているようだが、私が近づくと逃げるし、塀の上に居る時は逃げないが手を出すと引っ掻かれてしまう。正直、猫を飼った経験もないウチが、何の準備もなく飼うにはちょっと無理なレベル。おばさんには丁重にお断りした。
よくよく調べてみると会のご苦労も色々とあるらしく、ルールを無視してエサを与える人と、猫を嫌がる人と、それを仕切る会との間でゴタゴタがあった感じも受けられる。話しかけてきたおばさんの話を聞いているだけでも、諍いのタネがあれこれと見えた。
すべての人が納得する形なんてなかなか無いもんだ。

ちなみに今日も塀くんに近寄ったら逃げられた。どうにも嫌われる。
posted by はきこ at 20:29| 東京 🌁| Comment(4) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
猫さんを護る会があるってことは そこの街の人は良い人が多いってことね
ちゃんと見守ってくれる人たちがいれば
猫さんたちも多少不自由であっても幸せに暮らせるってもんさねぃ
( ̄-  ̄ ) ンー
そのおばさんはもう飼えないのかぁ。。。 残念だ

人間もワンコもそうであるように ニャンコにも相性ってのがあるんだけど。。。
それに動物嫌いの人っていうのは なにかと暴力的で 相手が文句の言えない弱い生き物だと思って影で陰険にネチネチと虐待したりする人が多いのよね
だから塀くんもいろいろ怖い目とか酷い目に遭わされてきたんだと思うですよ
悲しくもあり 情けなくもあり。。。

好きなのも個性 嫌いなのも個性だとは思うんだけど
嫌いだから出て行けとか 嫌いだから死んでもいいとかっていう考え方は とっても悲しい卑しいことだと思うですよ
思うだけならそれは自由だけど それを口に出した時点で 自分自身を酷く貶めているんだってことに気づいてもらいたいモノです。
だってそこにはかつての、そして今でも残る『差別』と全く同一の根っこがあるから。。。
説明すると長くなっちゃうから φ( ゚ ゚)ノ ゜ポイ

ぁぁ猫さんと聞くと反応せずにはいられないσ(・ω・) タワシ
そんなσ(・ω・) タワシは猫さんのためなら自分の命も惜しくはないと思っているです
自分の命すら惜しくはないんだから 当然 他人の命はもっと惜しくありませんことよ♪
キャ〜ヽ(∇ ̄ヽ)(ノ ̄∇)ノホッホッ♪
Posted by Re:ろょー at 2008年04月08日 03:18
そのおばさんも、もう3匹飼っていて、もう無理だって言ってました。
慣れてもいない人に引き取られるよりは
見守られながらそこで暮らしていた方が、黒猫には幸せかも。
人間に飼われるばかりが猫の幸せじゃないし。

例えば自分のうちのマンションの下に池があって
そこでカエルを大切にしている住人が居たら
「なんとかしたい」と思うか、自分が引越そうか考えると思います。
私はカエルが大嫌いなので、正直”なんとかカビ病”が流行った時は
「してやったり」と思っていました。
私的には絶滅しても大歓迎。何匹でもどうぞと思います。
それでも、地球の生態系を考えると
害虫がわさわさ増えるのも困りますよね。
だから我慢します・・・もの凄く。

会のサイトを見ると、野良猫は次々と捕獲されて
避妊、去勢手術を施されてはもらわれたり、放されたりするのですが
それにしても次々とそんな猫が現れるようです。
いったいどこからやって来るんでしょうね。

そう言えばちょっと前、はっぽうさんの小屋に子猫がいて
エサを食べているのを見ました。
はっぽうさんは、それをおとなしく見ていましたが
おばさんにそれを言ったら
「最近、どうもエサを欲しがると思ったら
 住み着いたら困るし、気をつけないと」と言ってました。
Posted by はきこ at 2008年04月08日 19:43
そういう親切な会があると
無責任な飼い主が自分ちで生まれた子をこっそり置いていったりするのよね
まずは自分ちの子を確実に避妊・去勢するってことを徹底しない限り
この不幸な問題は解決しないのです

ボランティアの人がいくらがんばって外猫さんが増えないように努力しても
その善意を利用して(悪用して?)自分の義務から逃げる人がいる限り
問題は一向に解決しないのですよね
生まれてきた命は等しく守られなければならないんだけど
その為には全ての人の意識が進歩する必要があるのよ

「住み着いたら困るし」って言うのは悲しいことだけど
出来れば住み着いてもらってもいいんだけど やっぱり困るしってことで
一番辛いのはそう言わないといけないおばさんなのかも知れないのです
ヾ(`Д´)ノ ぎうぎうにゃぁ〜!
Posted by Re:ろょー at 2008年04月09日 03:28
おばさんちも、はっぽうさんの他にフェレットも居て
これ以上は大変なんでしょう。
「1匹も2匹も変わらないわよ」って言うけれど
やっぱり慣れるまでとか、すでに居る猫との相性もあるでしょうし。
責任持てないのに飼う事もできないんでしょうね。
Posted by はきこ at 2008年04月09日 19:52
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