2010年04月08日

花見

今年は寝太郎の散歩のおかげで近所の桜を満喫している。
先日の日曜日は肌寒い天気ではあったけれど、東京の桜は満開だったので、連れと寝太郎と3人で散歩がてらお花見を楽しんだ。
まずは深大寺手作り市をぶらっと見て衝動買い。
だって「ととちゃん」がこっち見てるんだもん。
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それからお参りを済ませ、お蕎麦を食べて腹ごしらえ。
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「八起」の舞茸せいろ
ここは初めて入ったお店。外で食べる席には小さな池があって、なかなか雰囲気がよろしい。ドラマの撮影にも使われたそうだ。
舞茸の天ぷらには、昔うどん屋でバイトしていた時に出会った。まかないで初めて食べたとき「なんですかこれはっ!」と大きな衝撃を受けた。こんな美味しいきのこ、知らなかったわよ。それからの大好物。
深大寺をぶらっとした後は、野川沿いをしばらく歩いた。
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寒い中、沢山の人が河原にシートを広げ、各々お弁当を広げたり、焼き肉をしたりして花見を楽しんでいた。来年は寝太郎も歩けるようになっているはずなので、お弁当を作ってここに来られたらなぁ。
そしてこちらは昨日、寝太郎と味の素スタジアムまで散歩に行った時の桜。
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普段はバックスタンド側から入るので、ここにこんなに桜が咲いているなんて気がつかなかった。もう少し先にある外語大の桜も見えて、この辺りの景色はなかなかなもの。

なんだか久しぶりに文章を書こうと思ったら、言葉が全然出て来ない。本当はサッカーの事や、日々の散歩での発見を記録しておきたいのだけど、子育てに追われていると頭の中の記憶が散らかったままで、整理をするような脳みそが働かない。
せっかく書き始めたからアップするけれど・・・嗚呼、これが限界だわさ。
posted by はきこ at 00:28| 東京 🌁| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

深大寺だるま市

布多天神の節分もそうだったが、今までは働いていたから、近所の平日の行事に足を運ぶ事ができなかった。寝太郎と多少はお出かけができるようになってきた今、節分と深大寺だるま市は指折り数えて楽しみにしていたのだった。家事や寝太郎のお遊びのスケジュールが優先だったので、空模様とはしばらくにらめっこしていたが、幸い予定が空いている4日は雨があがった。
ベビーカーを押して深大寺まで20分。屋台が並ぶ参道は人でごった返していた。ベビーカーを押してお参りできるのかと心配していたが、流れに沿って歩けば大丈夫だった。寺の脇のスロープから中に入ると、境内の中はだるま屋さんでいっぱいだった。
前橋でもだるま市が毎年行われる。父が電設の仕事で毎年初市に出ていた関係で、私も小さい頃から出かけていた。有名な高崎のだるまは、よく見ると眉毛には鶴、ヒゲには亀があしらわれている。昔の職場にはだるまを作っている家の娘さんがアルバイトに来ていて「だるまの季節に死んだら葬式を出してもらえない。」と言っていたっけ。
よく見ると深大寺に出ているのもつるかめ顔。
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どうやら高崎からやってきただるまさんらしい。
入ってすぐのだるま屋のあんちゃんが「高崎のだるまだよ」と言うから、すぐに食いついてしまった。懐かしい、私前橋なんです・・・「写真撮っていいから、だるま買ってってよ」というので、遠慮なく撮らせてもらって、だるまも最初から買うつもりだったから、ここで買うことにした。最近はだるまに限らず招き猫なんかでも、願い事別で7食くらいに色分けして売っている。だるまと言えば赤だけれど、たまには変わった色のもいいかな。いつもなら1000円サイズを買うところを、今年は10cm弱ほどの1個500円のを2つ買う事にした。まずは赤いの・・・これは一般的な家内安全。金運は金色って事だったけれど、きらきらしたのは苦手なので黄色にした。基本黄色も金運。
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サイズが小さいと、つるかめ顔も描ききれないらしい(笑)。
「で、お兄さん。500円2つだといくらになるのかな?」と聞くと、700円にまけてくれた。
だるまを買ってお参りをして、境内から出ると今度は屋台めぐり。お昼ご飯を食べずに出て来たし、何にしようかなぁと物色していたら、何やら楽しそうなお囃子が聴こえてきた。最初はおかめとひょっとこが踊っていて、ふたりが奥へ引くと、入れ替わりで獅子舞が出て来た。おぉ、何だか盛り上がるわぁ。階段があったので、ベビーカーを持ち上げて「んしょんしょ」と近づき、お獅子に頭を「がじがじ」してもらった。
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これで寝太郎も私も、今年は病気知らずのハズ。
屋台のたこやきと大判焼きを食べて、マンゴーのドライフルーツを買って、久々にお祭り感をたっぷり味わった。深大寺蕎麦はまたの機会に。歩いて20分の深大寺は、寝太郎とのお散歩コースに認定。
posted by はきこ at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

招福猫児とさらさらカレー

豪徳寺に行った。ひっさしぶりだなぁ。2007年の11月ぶりだ。「招福猫児(まねぎねこ)」をお世話になった猫好きの知人にプレゼントしたくて。
どこに出かけるにも、寝太郎の授乳を考えなければならない。昨日、仙川で買い物をした時も、あらかじめ授乳ができそうな所をネットで当たった。しかし、お店を利用しなければいけない所しかなく、車で出かけて、必要なら車内で授乳をするしかなかった。今回は世田谷線沿線で授乳ができそうな所を探したが、下高井戸で見つけた授乳室は日曜日は閉まっていて、あとは三軒茶屋まで行かないと無い。うむむ(汗)。それならやっぱり車に頼るしかなさそうだわねぇ。
車を世田谷線宮の坂駅に近くの駐車場に停め、昼前には豪徳寺に到着。お参りをしてから招福猫児を買った。今我が家にあるのは5号サイズなので、もうひと回り大きい6号サイズを増員しよう。知人にも6号をあげたいから、1800円が2個で3600円。5000円出したらおつりは・・・1800円?いくら算数ニガテな私でも、これはおかしいと思って連れに確認。やっぱり多いよね(笑)。若いお坊さんが、1人で沢山のお札を書く作業をしていて、しかも購入の列が長くなっちゃったから、テンパってしまったらしい。縁起ものなので正直に申し出ましたとも。
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「徳さん」と命名。
せっかく車でここまで出てきたので、お昼ご飯も美味しくいただきましょうよ。車を松陰神社前駅の方まで移動。ほんの少しの距離だが、ベビーカーを押して行くにはちょっと遠い。
「贋作カリー マシバシ イネツル カモ」
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私は今週のカレーの「じゃがいもと菜の花と鶏ひき肉のカレー」を、連れは「ドライカレー」を注文した。そう言えば、もう菜の花が店先に出ていたなぁ。
以前来た時に厨房に立たれていた女性は、昨年3月に出産したのだそうだ。しばらくお休みもしていたようだが、今日はご主人が厨房に入っておられた。どうやってお店を切り盛りしているのかなぁ。店の裏から赤ちゃんの声が聞こえたので、子育てをしながらの営業のようだ。私と同じく”かっちかち”に悩まされていたそうで、ご主人も「脂っこいものを食べるとすぐに詰まってしまって、大変そうでしたよ」とおっしゃっていた。ここのカレーなら、さらさらしていて問題なさそうだ。
松蔭神社に立ち寄ってお参りをして、寝太郎のお守りをいただいて、おみくじも引いてきた。連れは小吉、私は中吉。駐車場でコソコソ授乳をして帰路についたが、寝太郎がずっとゴキゲンだったので良い気晴らしになった。
まぁ、気を晴らすほど気持ちがグサグサしてるわけじゃないんだけどね(笑)。今日の寝太郎は満点だったわよ。
posted by はきこ at 23:51| 東京 ☀| Comment(2) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

布多天神社

今日は天気が良かったので、買い物の帰りにちょっと遠回りをして、布多天神社にお参りしてきた。寝太郎の布多天神デビュー。
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2月には節分祭、9月には例大祭、11月には酉の市等々、その他にも細々と行事をしているのは知っているのだが、近所にあっても・・・いや「近所だからいつでも行けるし」と思ってしまい、なかなか足を運ばない。これはイカンなぁ。
まずはお参り。財布を見たら細かいお金が206円しかない・・・むむむ、とりあえず今日のお賽銭は6円で(汗)。セコい事言わずに206円入れとけばいいのにとは思ったが、お賽銭箱のまわりにずらずらと並んでいる「おみくじ」にお金をとっておきたくて。(だったら1000円崩せばいいじゃん!)手を打ってぺこぺこする私を、こぶしをくわえながら不思議そうに見つめる寝太郎。
今は色々なおみくじがあるのねぇ。今日は1回200円の「招き猫おみくじ」を選択した。今更「恋愛おみくじ」ひいてもねぇ(笑)。
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大吉だし。
「良く読め」とおみくじに書いてあったので、ゆっくり読む為に持ち帰ってきた。すごく良い事しか書いていないので、かえってこの先が心配ではある。またお参りに行って、その時に結んでこよう。次はお賽銭多めで(汗)。
おみくじと一緒に入っている招き猫は色分けしてある。写真では見えずらいが、黄色いこの猫さんは金運、商売繁盛のお守り。年末ジャンボ前に、心強い味方ができた。むひひ。連れに見せたら「宝くじ、買ってこい!」と命令された・・・はぃ、買ってきます。
境内の木はところどころ紅葉していて、地面は落ち葉でいっぱい。
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今年はゆっくり紅葉を見る機会もなかったので、短い時間だったが、良い気分転換になった。
posted by はきこ at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

初冬のお散歩

寒くなってきたところで、寝太郎の方は首もしっかりしてきて、外に連れ出しやすくなった。インフルエンザは心配だが、外気に触れさせるのも大切な事のひとつ。勤労感謝の日の今日は、昨日と打って変わって青空の見える暖かい日になったので、買い物がてら、近所をぶらぶらと散歩する事にした。
ベランダで飼っているメダカの浮き草が、ここのところの寒さで枯れてしまった。新しい代わりの物はないか探すため、近所に魚類系のペットショップがないか調べたら、近所の川沿いにある事がわかった。少々距離はあるが、ちょうど良い運動になりそうな距離である。
まずはいつもの駅前のスーパーでお買い物。その後、パン屋でサンドウィッチを買って、近所の川沿いを目指した。目的のお店は簡単に見つかったが、なんだかお店の前が騒がしい。大鍋に温かそうな湯気が立っていて、防寒着を着込んだ人が忙しそうにしている。こんな所でフリーマーケットかしらねぇ・・・と店に近づいたら、いやいや、これはドラマの撮影だろうか。お昼を過ぎた時間だったので、炊き出しが終わり、午後の撮影が始まるところだったようだ。
目指す店の店内が狭そうだったので、私と寝太郎は外で待つ事にした。何の撮影だろう・・・最近「ゲゲゲ」の撮影がこの界隈で始まったと聞いたから、ソレかなぁ・・・と様子を見ていると、人の間から知っている顔が出て来た。お〜、ピン子さん。私よりちっちゃくてびっくりしたわよ(笑)。という事は「ゲゲゲ」ではないのかなぁ。結局何の撮影かはわからなかった。
肝心の浮き草は季節外れで売っておらず、撮影の邪魔になりそなのですぐにその場を離れた。川沿いのベンチに腰掛けて、さきほど買ったサンドウィッチをぱくり。
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カモが気持ち良さそうだなぁ。
メダカ、どうしようかぁ。

メダカをいただいたTさんに相談したら、水草を分けてもらえる事になって、一件落着。
posted by はきこ at 23:02| 東京 ☀| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

そば散歩

まだそんなに無理はできないが、時間があると「うん、散歩だな」と考える余裕が出て来た。
先日の日曜日も、前日の夜から連れと「どこいこうか」と話し、朝起きて「どこいこうか」、ご飯食べて「どこいこうか」、歯を磨いて「どこいこうか」と、ずーっと何処に行くか決まらなまま、支度だけ整えていた。結局は考えてただけでお昼になってしまい、出掛けないまま「お腹が空いた」と連れ。それなら、近所の美味しい物でも食べに行こうと思いついた。
候補にあがったのは、調布飛行場の「プロペラカフェ」と、深大寺のお蕎麦。じゃんけんで、お蕎麦を食べに行く事に決まった。
家から20分ほど歩けば深大寺。天気が良かったので、沢山の人で賑わっていた。まずは腹ごしらえだね。今まで入った事のないお店にしようと思い、お昼時も過ぎたところだったので、弁財天池を眺めながら、ゆったり食べられる店を選んだ。
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元祖 嶋田屋・・・深大寺蕎麦の「元祖」らしい。
2階の窓際に通され、池で甲羅干しするカメ(縁日のミドリガメが捨てられて巨大化したものだろうな・・・)や、梅の花が咲くのを眺めながら、お蕎麦を堪能した。
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私は野草天セット。ふきのとうは今年初めての春の味だった。もうこんな季節かぁ。手前にある味噌田楽は連れと分けて食べた。
深大寺にお参りして、植物園がある寺の上の方までぶらぶらと散歩。
無防備に歩いていたため、花粉でヒドいめにあったが、つわりの間落ちていた体力を回復するには、ちょうど良いお散歩コースだった。それでも後になって周辺図を見ると、まだまだ、深大寺の全貌を掴むには、散歩を重ねなければならないようだ。
しかしまぁ、どうしましょうね。これから私の花粉症は梅雨入りまで続くのに、薬も飲めないって。
posted by はきこ at 00:12| 東京 ☁| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

コロッケを諦めない

誕生日にはコロッケが食べたい。そう答えた。
しかし、ネットで都内のコロッケを検索すると、精肉店が出てきてしまう。揚げたてのコロッケを食べるなら、自分で作るのがいいじゃん。そう思わないでもないが、誕生日である。是非、人が作ってくれる揚げたてのコロッケが食べたい。
それならば、洋食屋を当たれば良いかと思うが、洋食屋ではカレー、ハヤシライス、オムレツ、ビーフシチューが四天王で、コロッケを前面に推し出す所もなかなかない。何を注文しても、安定した洋食を提供してくれる店・・・ならば、銀座あたりをぶらぶらしていれば、何か良い事あるんじゃないかという結論に達した。
そんなわけで、土曜日は連れと午後から銀座をぶらぶらしてみた。連れも私も銀座には詳しくなく、ただひたすらだらだらと歩くと覚悟を決めた。新橋駅から銀座に入り、碁盤の目のような銀座を、裏通りばかり選んで歩きながら、結局は京橋から、日本橋まで歩く事になった。
銀座は裏が面白い。
高度成長期、街に溢れたネズミ対策のために飼われた猫が、今は裏通りでひっそりと暮らしている。誰に飼われているわけでもなく、しかしもの凄く肥えているところを見ると、確実な餌場を持っているのだ。飼われている猫は小屋を与えられ、道ゆく人達に可愛がられている。
本当に細い、1mもない路地に、沢山のお稲荷様が祀られているのを見た。
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江戸時代の街には「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に 犬の糞」が沢山見られた。元々は農業の神様だが、都市部では”お揚げ”で願い事何でもござれだったようだ。どこのお稲荷様も綺麗に手入れされていて、新しいお水が供えられていた。
昭和初期から多くの文豪や画家、俳優に愛されている「LUPIN」も裏路地にある。女給のいる「かふえー」から、幾重もの遍歴を経て、今でもバーとして店を開いている。ちょっと前にマイブームだった「オダサク」も常連の一人だった。
さて。
そんなこんなで、銀座をうねうねと歩いてはいたが、コレという洋食屋は見つからない。見つけ方がマズかったのかもしれないが、洋食屋より、スペイン・バルやポルトガル料理なんかの方がびびっとくる。本格インドカレーも多かった。
でも、私はコロッケが食べたい。洋食屋だ。
そんなわけで結局、京橋を経て、最初から目星を付けていた、日本橋「たいめいけん」へ。
ここなら確実か?
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1Fではお手軽価格(1500円位)でカレー、ビーフシチュー、グラタン、コロッケなどが楽しめるが、2Fでは前菜からメニューが用意されており、カツ丼だけでも3000円という、ちょっとびっくり価格(汗)。
店の前でメニューを眺めていると、2Fのたいめいけんの方(この日は2Fが貸し切りだったようで、それを出迎える方だったようだ)が「美味しいよ」と声をかけてきた。「ボルシチと”酢キャベツ”を一緒に注文して、食事がくるまでちょっとつまむのが良いんだよ」と教えてくれた。ふむ。
私は望み通り・・・とは言っても、蟹クリームコロッケと牛肉コロッケ、どちらにしようか迷ったが、牛肉コロッケを選択、連れはメンチカツを注文した。両方ライス付きで1580円。ボルシチと酢キャベツ・・・メニューにはコールスローと書いてあった・・・は、料理にプラス50円という安さで付けられる。
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多分チーズが入っていて、ちょっと「もちっ」としたコロッケ。じゃがいもとチーズとソースのバランスが絶妙(涙)。今度うちで作る時は、絶対チーズ入れよう。
右隣のハヤシライスも、左隣のカキフライや海老フライも、お向かいの「伊丹十三風タンポポオムライス」も、もの凄く美味しそうだった。きっとどれも旨いに違いない。給仕の方は白と黒の制服で揃え、男性は蝶ネクタイ。連れと「これぞ正しい洋食屋」と、老舗の底力を見せつけられた感じだった。
次はハヤシかタンポポオムライスか・・・うむむ、食べたいもの食べ尽くすまで通いたい気がする。
posted by はきこ at 23:33| 東京 ☀| Comment(2) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

紀尾井町-溜池-桜田門-皇居

月曜日、私には珍しくこの日は人に誘われて、赤坂でランチを食べた。その前に、ただ出掛けるのももったいないので、約束の時間より早く赤坂に入り、散歩を楽しむ事にした。司馬遼太郎氏の「街道をゆく 赤坂散歩」を読んでから、行きたい所がいくつかあったのだ。
赤坂見附で電車を降り、紀尾井町へ向かった。江戸時代、この界隈には大名屋敷が置かれていた。紀伊和歌山藩徳川家上屋敷、尾張名古屋藩徳川家中屋敷、近江彦根藩井伊家中屋敷があった所の、それぞれ一字ずつをとって「紀尾井町」なのだ。
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紀伊は現在の現グランドプリンス赤坂や清水谷公園のある一角。井伊は現ホテルニューオータニ、尾張は現上智大学となっている。
清水谷公園は昔清水が湧いていた事から名付けられた。公園の前の紀尾井町通りでは、薩摩出身の大久保利通が、石川県士族に暗殺された。公園内には6mほどの哀悼碑もある。時間も資料もなく、他の藩の屋敷跡をさぐる事ができなかった。当時を偲ぶ場所があるのをご存知の方がいらっしゃったら、是非お知らせいただきたい。
公園をぐるっとしたあと、かつてホテルニュージャパンであったプルデンシャルタワーの横にある日枝神社へ。江戸城の鎮守として徳川家からの崇敬が篤かった。お猿さんが神様のお使いとされており、他で狛犬や狐の居る所に「神猿像」が鎮座している。
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向かって左のお猿さんは子供を抱いていて、右のお猿さんとは夫婦らしい。七五三のこの時期は、晴れ着を着た家族連れで大変賑わっていた。
溜池の交差点まで歩き・・・実はこの溜池という場所には、紀尾井町と同じくらい興味があった。溜池と言うくらいだから、溜池があると思いきや、残念ながら現在は跡形も無い。実際に歩いてみるとわかるが、この溜池の交差点に向かって土地が下っている。まわりで湧いた水がここで溜まって、文字通り溜池になったのだった。先程の紀尾井町ならば、清水が湧いているから良いが、当時この辺りに住んでいた家康の家来達は、ここの溜まった、まずーい水を飲まされていた事になる。この記述を司馬氏の本で読み、実際に歩いて地形を確かめてみたかったのだった。激しく納得。
他にも行きたい所はあったが、ここでタイムアップ。赤坂でランチを楽しんだ後は、首相官邸の前でおまわりさんに睨まれ、こんな機会でもなければ行かないであろう国会議事堂や、永田町の公官庁の立ち並ぶ通りを抜けて桜田門に向かった。どこかに桜田門外の変の碑が立っているかと思ったが、残念ながら見つからなかった。皇居正門の石橋には、何故かチベット仏教の僧侶と思しき方々が沢山居た。
なんか、不思議な感じ。
posted by はきこ at 23:39| 東京 ☀| Comment(8) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

歩いてます

車に乗らなくなるくらいですからね、歩いてますよ。ええ、歩いていますとも。
万歩計を手に入れてから、当然、歩く事に意識が行くようになった。群馬で車の生活をしていた頃よりはよっぽど歩いているのだが、万歩計の数字を見ると「これだけかい」と思う。
最近の万歩計にはしっかり歩いた歩数をカウントしてくれる機能がある。どうやら10分間休まずに歩くとカウントしてくれるらしい。私の場合、会社に行く為の家から駅まで、駅から会社の往復で、いったいどのくらい稼げるかと言うと、せいぜい1日に30分〜40分程度である。脂肪を燃焼し始める時間が20〜30分だから、燃え始めた頃には目的地に着いてしまい、運動と言う程のものにはならない。
もともと散歩は好きだったから、好きついでにもっと歩けないかと思い、ふと思いついて会社の帰りに歩き始めた。ウチの場合、基本的に街道をずーっと歩けば家に着く。電車も街道に沿って走っているから、疲れたら道を逸れれば電車に乗れる。
最初は2駅歩いた。靴のせいで足が痛くなったが、靴の問題が解決すればもっと行けそうだ。
次は靴を変えて3駅歩いた。最初の靴よりはマシだが、やはり足が痛い。
会社のビルの下で3万円くらいするウォーキングシューズの試し履きをしたら、これがもの凄く歩きやすい。しかしそんな高額な靴はなぁ・・・せめて歩く為の靴をと思い探していたら、New Balanceのウォーキングシューズの型落ちが40%引きで売っているのを発見。
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これに変えたら、3駅では物足りなくなってきた。5駅歩くようになり、7駅まで歩いたら、1時間半歩けるようになった。
こちらは6駅歩いた時の記録。
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家と駅の往復も含む。
途中、駅ごとに商店街をぶらぶらしたり、街道沿いに美味しそうなパン屋を見つけたり、野良猫に近付いて「しゃーーーっ!」と怒られたり、いつも首都高から見えたマクドナルドの看板のビルには、マクドナルドじゃなくてコンビニがあったり、毎日新しい発見がある。歩いている人も、犬も、猫も、老若男女様々で、気持ち良さそうに歩いている人は良いが、すこぶる不機嫌そうな人も居るので、そんな時はそっと道を逸れる。
会社でこの話しをしたら「はきこさん、いつかは家まで歩いて帰る気がする」と言われた。3時間はかかると思うし、家の仕事があるからいくら何でも(笑)。連れも「10月中に仙川まで行くだろうな・・・」と言っているけれど、「環八」の壁はけっこう厚いと思うのよね。
posted by はきこ at 23:28| 東京 ☁| Comment(2) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

MPK

いとうせいこう氏が万歩計を熱く語っておられるのを見て、私も欲しくなってきた。
万歩計、略してMPK。今日から私も「マンパー」の仲間入りである。
いとう氏がTANITA系、略して「TANI系」であるのに対し、私はOMRON系、略して「OMU系」である。なんでOMU系にしたのかと言うと、連れがギフトでもらってきたカタログに、OMRONしかなかったから(涙)。でもコレ、1週間分メモリー機能やら、カロリー消費表示、距離表示がある上に、PCと繋いで記録をする事ができる。その他にもネットで何かしらの会員になれば、お友達もできたりするらしいが、それは別にいらない(笑)。
さて、いとう氏はMPKに”ラインストーン”などで、きらびやかな「デコり」を施しているようだ。私はきらきらしたのがニガテなので、さりげなく好きなものをアピールする程度。
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ストラップは東京にして、表示面には控えめに「チェブラーシカ」のシールを貼った。
今後の試合の内容によっては、ストラップ「ど〜もくん」にするからねっ(怒)。
基本的に、外歩きと仕事中に使用する事にする。今後、江戸捜査、低山散歩、富士塚散策等、私のお散歩の重要なお供になる。これから歩く機会も増えそうだし、新しいスニーカーも買ったし、楽しみがまたひとつ増えてしまった。
ちなみに今日は、ちょっと大きめのモノを買うので新宿まで車で出て、ハンズをうろうろしてきた。これだけで4243歩を記録したから、一日1万歩は確実なようだ。それでもこれだけだと消費カロリーは97kcalで、おむすび1個分も消費できていない。まぁ、呼吸してるだけでもカロリーは消費するわけだし、こんな事に一喜一憂するのが目的ではない。
「マンパー」になった事、散歩を楽しみ歩数を刻む事、コレが大事。
posted by はきこ at 22:07| 東京 🌁| Comment(2) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

私にしてはヒジョーに珍しく、吉祥寺で人と待ち合わせをしてランチを食べた。
お相手は、5月で会社を辞めたOさん。彼女とは一緒にお昼の時間を過ごしていた。Oさんは元々、出張を主とする整体師を本業としており、会社は軽いアルバイトのつもりでパートで入った。しかし会社の人間関係がゴタゴタしてきたのを「良い機会」と捕らえて会社を辞め、井の頭公園の近くにある自宅で開業し、本業に専念する事を決めた。まだ軌道には乗っていないようだが、看板を作ったりHPを作ったりしながら、本格開業を目指している。
一日家に居ても煮詰まるだろうからと、辞めてから何度か、昼休みの時間に会社の近くに出向いてもらって、何人かとランチを食べたりしていた。しかし、未だに彼女の居たチームはヒドい人間関係で、短い昼休みは会社に残った人間の愚痴に終始し、後から「そう言えば私たち、全然話してなかったね(笑)」と気が付いた。そんなわけで、じゃあ休みの日に私が吉祥寺に出向くわよという事になった。
ランチは彼女があらかじめ見つけておいてくれた店へ行ってみた。
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働いていた時分はお昼を食べた後、二人で散歩をしながら面白そうな店を見つけては、そこのランチに挑戦していたものだ。この店も彼女が歩いて見つけたようで「私も入った事ないから良くわからないんだけど」と言っていた。オーガニック野菜を使った料理で、マスターと思しき外人さんが主に接客をしており、パートナーの可愛らしい女性が厨房に入っていた。お水とメニューを置く時に「オラッシャイマセ」ではなく「コンニチハ」と言われると、こちらも「こんにちは」と答えてしまうのは、ナルホド、良いコミュニケーションの1歩かもしれない。
今月は自家製黒パンのサンドウィッチがマンスリー・ランチ・メニューという事らしい。毎月替わるのかな?定番のカレーやハンバーガーも魅力的だったが、夏野菜が沢山入っていそうなチキンのサンドを頼んだ。
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優しいお味だがボリュームはけっこうある。しかしお腹にもたれないのは、食材にも調理法にも気を配っているからかも。一緒に「BIONADE」というドイツのオーガニック炭酸飲料を頼んだ。4つのお味があり”ジンジャーとオレンジ味”を選択。少しお高めだが、食材も良さそうだし、まぁ、たまにはこれくらいも許されるか(笑)。
店を出て吉祥寺をぶらぶらした後、お茶のできそうな店に入り、3時を過ぎると暑さも和らいだので、井の頭公園をぐるっと1周。「あそこ、行ってみる?」と彼女が提案したのは、お気の毒な事で有名になってしまった、界隈に住むあの文化人さんの個人宅。行こう行こう(笑)。
そろりと路地を入ると、奇抜という程でもなく「これくらいなら、清里のペンションに有りそうよね」という感じの、赤白の壁の「U邸」。植栽も綺麗に植えられており、特に問題ない気がするのは私だけでしょうか?
あ、門がっ!よーく見て見て!
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ぐわしっ!
posted by はきこ at 22:57| 東京 🌁| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月13日

愛宕山にアタック・・・その4

さあて、そろそろ終わるかね。

ここ愛宕山は大正14年、日本で初めてラジオの本放送が始まった場所。その跡に昭和31年に開館したのが放送博物館である。ここにはラジオとテレビ、それぞれの歴史が様々な形で紹介されている。
懐かしい着ぐるみ発見。
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じゃじゃまる〜、ピッコロ〜
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ポ〜ロリ〜
これを見て「ドンチャックだ〜」って言ってる人がいたけど、全然違うから。ドンチャックはアニメだし、あれは民放。
想像以上にサイズが大きくてびっくりした。泣く子がいるのも納得できる。
さすがにこちらは間違えないだろう。
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のっぽさんご愛用の靴や帽子も展示してあった。
こんな子供受けする内容もあるが、放送が伝えてきた歴史の中には、重大な歴史の局面もあった。二・二六事件の反乱軍への呼びかけ「兵に告ぐ」、太平洋戦争開戦、終戦の詔勅(いわゆる玉音放送)などを、当時の放送そのままに聞く事ができる。
テレビやラジオがそれぞれの時代で担ってきた事柄の変化、機器の発達、時代を象徴する番組、体験型の施設や資料室など、説明するのももどかしいほど内容が充実。これは皆さんに行く事をおすすめしたい。無料だし。
ここでやっと愛宕山を下山。港区はだいぶ歩き倒しているが、この辺りは地形は起伏に富んでいてとても面白い。坂を登ったり降りたりしていると、高級住宅地があると思ったら、昔ながらの猫がウロウロする狭い路地があったり。突然「ここはどこじゃ?」って建物があると、それは大使館だったり。
オランダ大使館の前を通り、下水道局の公園をひやかして、連れは「ガキの頃1回登った。ドクター○ッパーがクソまずくて吐いた。」という想い出の、私は遠くからしか見た事がない東京タワーを目指した。
連休中で人がごっそり居た。登る気は最初からなかったので真下に潜り、人の目も気にせず思いっきり煽って写真撮影。
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小さい頃「おはスタ」で見て想像していたより綺麗。
増上寺を経由し、連れが行ってみたいと主張した「丸山古墳」をめぐり、この日のお散歩はようやく終了した。
posted by はきこ at 20:19| 東京 ☁| Comment(9) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

愛宕山にアタック・・・その3

収集癖。
小さい頃から色々集めてきた。おりがみ、ぬりえ、空き缶空き瓶、カセットテープにスーパーカー消しゴム。しかしながら、収納たっぷりの一戸建てからマンションへと引越をした時、自分の宝物は他の人にとって「ゴミ」でしかないと知る。確かに、ホコリだらけでカーテンレールの上に並べられた空き缶なんて、今から思えばゴミだわさ。
ところが馬鹿は繰り返す。同じ失敗を何度も何度も。
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「ご当地どーもくん」と申します。これらはストラップ。
これがなかなか収集困難。主に土産品を売っている店や、高速道路のサービスエリアで見かけるのだが、最近は猫(キティちゃんやドラえもん)や子供(キューピー)やおやじ(加トちゃん)なんかに占拠されていて、どーもくんはなかなか扱っていないのだ。北は北海道、南は沖縄までの特産品や農産物にちなんだどーもくんは、ただ今全96種類。現在私が持っているのは52種類。集めても集めても増殖するどーもくんには、なかなか手を焼いている。
今目の前にある「NHK放送博物館」。ここに無い理由がない。
入り口を入るとそこは、NHK関連グッズの売り場になっている。どーもくんの他に、教育テレビに出て来る他のキャラクター商品も置いてある。
8種類のどーもくんをゲット。
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最近発売された「七福神どーもくん」と冬限定「かまくらどーもくん」。七福神は全種類をばらばらに購入しようとした私に、受付のお姉さんが、おめでたい紅白のパッケージにひとまとめになっているものを出してくれた。
テンション上がったねぇ(笑)。
さぁ、NHK放送博物館。入場料は無料だし、せっかくだから見て行こう。

=つづく=

・・・って、まだ愛宕山シリーズが終わらない(涙)。
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2008年05月06日

愛宕山にアタック・・・その2

新橋駅からビルの合間を抜けながら歩くと、愛宕山は突然現れた。標高26mは23区内の天然の山で一番の高さを誇る。山頂にある愛宕神社は、江戸時代に「火伏せ(防火)の神」として信仰されていた。またここは、桜田門外の変の際の水戸浪士集結の場であったり、大東亜戦争降伏に反対していた尊攘義軍10人とその夫人2人が自決した場所であったりと、歴史のさまざまな場面の裏舞台でもある。
さあ、今こそ愛宕山にアタックだっ!本を見るといくつかの手段がある。無料エレベーターや木の階段、車用の参道、ちょっと緩やかな女坂・・・ここは一番大変そうな「男坂」で行ってみようじゃぁないのさ。
ぶっ、激坂(涙)。
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86段40度は登るのも勇気が要るが、途中で振り返るのはもっと勇気が要りそうだ。
この男坂下では、将軍家光が増上寺参拝の帰り、山上の梅をみて「誰か馬で梅をとってまいれ」と命じたそうな。誰も名乗り出ないので、どんどん不機嫌になる家光公。意外にだだっこ。そこへ四国丸亀藩の家臣”曲垣平九郎”が名乗りを上げ、馬で駆け上がって梅を手折ってきた。その後平九郎は。馬の名手として全国に名を轟かせたという。だからこれを「出世の階段」とも言うそうな。勇気有る人は駆け上ってみよう。私には無理なので、ぜぇぜぇ休み休み登った。
ちなみに、彼が手折ったと言われる梅は「平九郎の梅」として山頂にある。
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よく見ると、梅には小さな実が成っていた。
山頂にある神門。
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左手には雰囲気の良い茶店と手水舎、右手には錦鯉がうようよ居る「児盤水」という池に、小舟が浮かんでいる。神門をくぐると左手に「招き石」という、大鼠が立ち上がったような形の石がある。これを撫で撫ですると願いが叶うらしい。正面には社殿があり、社殿内では厳かに結婚式が行われていた。朝は小雨が降っていたが、静かでしっとりとした感じがお素敵。
境内には沢山の猫が居て、そいつらのご機嫌を伺いながら歩いていると・・・。

むむむ、NHK放送博物館ではないかっ!

=つづく=
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2008年05月03日

愛宕山にアタック・・・その1

アタック。
バレーボールではない。
愛の告白でもない。
先日、西荻の書店で購入してきた「お江戸超低山さんぽ」という本の一番最初に載っていた「愛宕山」が気になってしょうがない。そう連れに話したら、連れもその界隈に興味があるようなので、連休の後半初日は愛宕山界隈を散歩することにした。
登山前の腹ごしらえは、秋葉原のとんかつ屋「丸五」で。
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前日の「3人送別会」の暴食が心配だったので、連れにお願いしてひれかつを選択。ここのとんかつは旨い。ひれかつはさっくりとしていて、お肉の甘みが味わえる。そして何よりも店員さんの働きぶりが美しくて気持ち良い。
店を出た後、2CVの電装の手直しの部品の下見をしたり、店の片隅で300円のガチャピンを見つけてつい買ってしまったり(他の所では700円で売ってた!)、あれこれ引っかかりながら新橋駅方面に向かって歩いた。
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汽笛一声新橋を〜・・・という歌い出しは、全部歌うと1時間以上かかると言うからオドロキ。他より1段高いところに据えられている機関車は、とても大きく見える。機関車と言えばトーマスでなく、連れと私の世代なら「やえもん」か「走れ!K100」あるいは「いたずら機関車チューチュー」だよね。
駅前の「ニュー新橋ビル」では、定期的に将棋の寄り合いが開催されているようだ。
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ビルの入り口に大きな将棋盤と、私の手のひらほどある駒。数人のおっちゃん達が盤を囲み、対戦の様子を腕を組んで静かに見ている。若いあんちゃんが「こばやしさぁん(仮名)、こいけさぁん(仮名)」と呼び出した人が次の対戦カードらしい。
新橋駅近くの烏森神社では「烏森神社例大祭」の準備が行われていた。
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参道には七五三縄とちょうちんが飾られている。まだまだ人はまばらだが、駅前にはテントがあって祭りの準備をしており、神社前でも御神輿が準備されていた。4日から色々な行事があるようで、5日には「本社大神輿渡御」で御神輿が出て、社殿での「若山胤雄社中」という神楽が奉奏される。新橋駅界隈も賑やかになるんだろう。1日早かったなぁ。
さぁ、目的の愛宕山までもうひといき。
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2008年03月11日

東京欲張り散歩・・・その2

天気が良いと、通勤の電車内から富士山が見える事がある。天気も勿論大切だが、朝夕の電車の混雑で富士山の見える場所を確保するのもむずかしい。それでも、たまに見えると何となく得した気分になる富士山。
江戸時代の人々もそんな気持ちは同じなようで、遠くにそびえる日本一の山は江戸っ子の憧れだったようだ。江戸中期には「富士講」と呼ばれる街の「富士登山クラブ」のようなものがあり、その数は「八百八講」あったと言う。当時はそう簡単に富士山にたどり着けるものでもなかったから、富士講の登山者は町の期待を背負って富士山を目指す。そしてお土産に富士山の溶岩を持ち帰って来る。町の人達は富士山を眺められる所に土を盛り、小さな山を作って頂上にその溶岩を据え、祠を作ったり富士山を真似て「砂走り」を作ったりして、町に小さな富士山を作るのだ。これが富士塚である。富士山に合わせて山開きの儀式も行われていた。
千駄ヶ谷鳩森八幡神社にも千駄ヶ谷富士がある。
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高さは7mほどだが意外に険しい。2人が立つと満員になる山頂には祠があり、浅間大社奥宮が祀られている。その左右には金明水、銀明水という霊水が設置されており、釈迦の割石という山頂にあるお鉢巡りの名所を模した石も据えられている。
都内にまだ50ほど富士塚が残っていると言うからちょっとエキサイティング。これは制覇したくなってきた(笑)。
晴れてよし曇りてもよし富士の山
もとの姿は変わらざりけり    =山岡鉄舟=

JR千駄ヶ谷駅を左に見ながら信濃町方面に進み、次は左門町にある「於岩稲荷」を目指す。言わずと知れた「お岩さん」を祀ってある神社。
知っている方も多いと思うが、お岩さんという人はあんな”怨霊キャラ”ではなかった。お岩さんは徳川家のご家人田宮家の娘。田宮家は貧しく台所はいつも火の車で、お岩は家計を支えるために奉公に出ながら、田宮家の庭にある屋敷神を毎日拝んでいた。田宮家は繁栄を取り戻していく。それが近所で評判になり「お岩稲荷」として信仰するようになったと言う。そのネームバリューに目をつけた歌舞伎の作者が、お岩さんに江戸で評判になった数々の怪事件を組み込み「東海道四谷怪談」ができあがった。”東海道”と付けたのは、事実とは無関係である事を示すため。
でも井戸はあるんですぅ〜。ひゅ〜どろどろどろどろ〜。
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今でもあり難く使用中らしい。飲用は不可。
ちなみに、現場には「於岩稲荷」と主張する建物がふたつある。東側にある目立つ方に井戸があるのだが、田宮家の表札が見られる「田宮稲荷」は西側の地味な方である。もともと田宮家のひとつの土地だったんでしょうか?良くわかりません。
posted by はきこ at 21:46| 東京 ☀| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

東京欲張り散歩・・・その1

六本木、麻布から青山、千駄ヶ谷、四谷まで。気が付いたら小さく見積もっても8kmほどを歩いていた。天気が良くて自転車日和なら梅でも見に行こうかと思っていたのだが、昨日のポタリングでお尻が痛かったのと、今日の天気が不安定な感じだったので、急遽行き先を六本木方面に定めた。
きっかけはこのふたつ。
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六本木の目的は写真右の写真展。The Policeのアンディー・サマーズが1980年代に撮り貯めた写真を展示している事を知った。知ったのが8日の新聞紙面で10日が最終日。お、終わっちゃう(涙)。そして左の本は昨日、西荻で見つけた興味深い本。せっかく都心に出るのなら、ついでに登れる低山はないかと探したら、家に帰る動線上で行けそうな所が千駄ヶ谷の「千駄ヶ谷富士」しかなかった。電車を避けると相当歩く。朝のうちは雨が降っており六本木だけにしようかと思っていたら、晴れ間も見えてきたので慌てて支度をして家を出た。
新宿から大江戸線で麻布十番駅まで。駅から芋洗い坂の坂下にある”未来画廊”で写真展が行われていた。画廊にはBarが併設されている。写真展の感想を書くと大変な事になりそうなのでブログは次へ進む(笑)。勿論、すごく楽しんできた。
次はヒルズの足元をぐるっとまわり、西麻布にある「猫道」を散策。偶然みつけたブログにそこの事が綴られている。最近、主に話題になっていた猫が死んでしまった(涙)。他にも何匹か生息しているようなので、今日はどうかなぁと、ちょっと気になって覗いてみた。
いましたいました。
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名前は「クマ君」。今までみたいにテキトーに私がつけたのではなく、本当にこう呼ばれている。
ここからが長い。六本木6丁目交差点から青山墓地方面へ。青山通りに突き当たったところでいちょう並木へ。ここで「すいません100円ください」と女性に話かけられるが無視をして、突き当たりの球場で「ホット蜂蜜レモン」を飲んでひと休み。
ヤクルト1軍選手(投手だったらしい)の練習に遭遇。
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古田がいなくなったらもう誰もわからない。近くに居たおばちゃん達は、練習を見る為に来たらしく、ランニングで近くを通る選手に「昨日のピッチング良かったわよ」とか「期待してるわよ、がんばってね」とか声をかけていた。ちなみに写っているのは65番のひと。
このあとは外苑の西側を抜け外苑西通りを突き抜けると、いよいよ千駄ヶ谷富士のある「鳩森神社」である。
ん〜、眠い。体に悪いしまだまだ先が長いので続きは明日。
posted by はきこ at 23:45| 東京 ☀| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

切腹(リハビリは世田谷線で)

6日に入院、7日に手術、16日に退院。さすがにすぐの仕事復帰はムリだったので、5月いっぱいは仕事を休ませてもらった。想像以上に体力が落ちており、家の事をやると、どかっと疲れが出る。1週間ほど経過すると徐々に慣れてはきたものの、3日に1度くらい、やっぱりどかっと疲れが出て動けなくなる事が多かった。
それでもいつまでも家に居るわけにもいかない。少しずつ普段の生活に戻るべく、徐々に近所をぶらぶらする事にした。入院中に司馬遼太郎さんの「十一番目の志士」を読んでいて、そう言えば、長州ゆかりの地が近所にもあったなぁと思い出し、退院したら出掛けてみようと思っていたのだった。
世田谷線、可愛い。2両しかないのが良い。「松蔭神社前駅」には文字通り「松蔭神社」がある。まずはここに行ってみよう。
神社の前に、ちょっと腹ごしらえ。病院のヘルシーな食生活に慣れたお腹に、いきなり揚げ物のとんかつは無理なので、やっぱりここはアレがいい。
松蔭神社前駅の商店街から1本は入ったところにある「贋作カリー マシバシ イネツル カモ」という変わった名前のカレー屋さん。
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古い建物を上手に利用。店内の席数は少ないが、女性がひとりで切り盛りしているので、このくらいがちょうど良いんじゃないかな。定休日は月曜日と第2・4日曜日。メニューはドライカレーと今週のカレー、チャイやラッシーのドリンクメニュー。毎週火曜日に今週のカレーが変わるので、月曜日は一生懸命仕込みをしているのかもしれない。
私が行った週は、オクラといんげんと鶏ひき肉のカレー。
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ぁぁぁぁ(涙)。すんごく旨い。丁寧な感じが伝わってくるのは、やっぱり女性の仕事という感じがする。自分がガサツだから、見習いたいところだわ(笑)。砂場で遊んだ”棒倒し”みたいに、ご飯をまわりから少しずつ崩して食べていく。
ちなみに、この店の不思議な名前は、世に棲む日日の4巻(文庫本)に登場する日本の古語。クーデターを起こし、おまけに夷国と手を組んで下関を開港してしまおうという目論みが藩にバレて、命を狙われる身となった高杉晋作が「尻に帆をはって逃げる!」と伊藤博文、井上馨らと散り散りになって逃げ隠れる場面で出てくる。「マシバシ イネツル カモ」は「しばらく寝ていたようだなぁ」という意味。アラ、私にピッタリ。
おなかがいっぱいになったら、松陰神社へ。
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安政の大獄で死刑となった吉田松陰は、晋作らの手で長州藩主の別邸があった世田谷のこの地に改葬された。多くの幕末の志士が学んだ「松下村塾」を模造した建物もある。
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ニセモノ注意。
神社の奥には勿論、松蔭の墓があり、しっかりお参りして、次はレッツ豪徳寺。
豪徳寺は以前、ここのブログでも紹介したが、世田谷線宮の坂駅から歩いて3分ほど。小田急線豪徳寺駅が近いからと言って、世田谷線山下駅で降りたりしたらちょっと遠いぞ。
皮肉にも、松蔭を処した井伊直弼の菩提寺が同じ沿線に。そんな訳で、今回は井伊直弼の墓へのお参りは遠慮してみた。ここに来たのは、入院中お世話になった猫好きの姉に、招き猫をプレゼントしたかったから。
前回訪れたときは特に興味がなかったが、宮の坂駅のホームの隣に世田谷線の旧車両が展示してある。
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この車両は世田谷線で働いた後、色を緑色に塗り替えられて江ノ電で働き、引退後はここで余生を送っている。特に色の塗り替えはしていないようで、車体には「EER(Enoshima Electric Railway)」の文字がある。中にも入る事ができ、細かいところに路面を走っていた頃の匂いがするのが良い。
そんな感じで、電車に乗ったり、人とすれ違ったり、4時くらいまで街をウロウロしていたらやっぱり疲れた・・・。ぐったり。
posted by はきこ at 18:07| 東京 🌁| Comment(6) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

鎌倉

月曜日。先週の木曜日からずーっとお休みをもらっていた。スーパー5連休。最後の休日はヨガに行って、怠けた体に喝を入れなければ・・・と思いながら支度をしていると、おかんから電話がきた。今週はおとんがおとんの姉(私の叔母だな)と京都旅行に行き、その間千葉の姉の家に世話になるとの事。
「29日はお姉ちゃんの誕生日だし、鎌倉に行こうかって言ってるんだけど、お前もどぉ?」
あちゃ〜、5連休もしちゃったしなぁ・・・と心配はしたが、ウチの会社はわりとさくっと休ませてくれるのが最近わかってきたので「多分休めると思うよ〜」と返事をしておいた。連れも「たまには親孝行してきなさい」と言ってくれたし、やっぱり会社も「いいよいいよ〜」と言ってくれたので、お言葉にどっぷり甘えて行ってくる事にした。
休みすぎでバチが当たったのか、乗ろうと予定していた電車がことごとく遅れていたが、群馬から出てきて上野で姉と待ち合わせしていたおかんの電車も遅れており、ほぼ同時に鎌倉で落ち合う事ができた。それでももうお昼ご飯の時間。
3人とも「あまり鎌倉は詳しくないのよね〜」とか言ってるし、だったらもうちょっと調べておけば良かったんだけど、とりあえずお気に入りのカフェ「ヴィヴモン・ディモンシュ」を提案したらするっと意見が通った。ここで3人は特製オムライスを注文。サラダ付きで800円、スープを追加してもプラス200円。量も沢山あり、お値段も大満足。
どの辺りを散策するかも決めていなかったのだが、ぱつぱつになったお腹を減らすために歩いて移動し、ターゲットも今まで私が言った事のない、八幡宮から西南の方向にある、杉本寺、報国寺、浄妙寺をゆっくり歩いてまわる事にした。
まずは杉本寺。ここには鎌倉最古の十一面観音像が安置してある。
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何段かの階段を上って行くが、ここから先は石段の老朽化が進んでいるため迂回路を上っていく。撮影禁止のため、有り難い仏様の写真はナシ。
次は報国寺。ここはすばらしい「竹の庭」がある。
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でも夏は蚊が凄そう・・・昔おとんと来たおかんの話によると、ぱちぱちと蚊を仕留めていたら、お寺の方が蚊取り線香を持ってきてくれたのだそうだ。拝観料を支払う際に別途料金を支払うと、庭の奥でお抹茶も楽しめる。静かでとても良いところ。
次は浄妙寺。失礼ながらお参りもせず、野生のリスに驚き(んや、逆にあっちが驚いていた)ながら「石窯ガーデンテラス」なる看板の矢印の方向へ進む。寺の奥にあるこのカフェで、コーヒーブレイク。
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コーヒーのお供は「石窯の焼きプリン」。まだお腹が空かないので3人で突ついた。
テラス席を希望すると、ウエイターさんが膝掛けを持ってきてくれた。この辺りは少し辺りより山の上にあるせいか、3時を過ぎると急に冷え込んでくる。
ゆるりと休み、帰路につくため来た道を戻ると気温も少し上がった。小町通りでぶらぶら買い物をしながら歩き、駅前で会社のみんなにお土産の「鳩サブレー」を買って横須賀線に乗った。
一旦品川で降りたものの、お昼のオムライスがまだまだ消化しきれないため、スタバでコーヒー。おかんは「別腹だから」とお土産に美味しいロールケーキを持たせてくれた。
連れ、大喜び。

親子3人でどこかに行くのは久しぶりだったなぁ。今度はウチに泊まってもらって、近所の深大寺にでも二人をご招待しようかな。
posted by はきこ at 23:58| 東京 ☁| Comment(9) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

谷根千

連れとゆっくり谷根千散策。
言うまでもないが谷根千は谷中、根津、千駄木の下町ルート。大きな通りから裏路地にひょいと入っただけでも、時が止まっているような古い住宅が軒を並べている。それだけでなくこの界隈には、森鴎外、夏目漱石、内田百間(ぅ、漢字が出てこん)と言った文人が居していた事もあり、古本屋や小さな街の書店も個性的で気の利いたものが揃っている。
日暮里駅を降りると谷中。大きな通りを進むと昔ながらの商店街「谷中銀座」があるが、左にちょっと逸れると、そこには「谷中墓地」が広がっている。気をつけていると歌舞伎役者、政治家、芸術家のお墓が見つけられる。私たちも標識を辿って徳川幕府15代征夷大将軍徳川慶喜の墓を見る途中に、中村勘五郎(歌舞伎役者)の墓を見つける事ができた。標識無視してとんでもない所から墓に侵入しようとしてたカップルがいたが、呆れて言葉が出ないとはこの事だ。
谷中の不忍通りを挟んだ反対側が千駄木。この辺りは森鴎外から譲られた家に住んでいた夏目漱石の旧居跡がある。
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猫はニセモノよ。
この辺りはその昔、東京湾を見下ろせる高台であり、もっと前は薮が鬱蒼と茂る小さな山だったと思える。「薮下通り」という所は、その山を横切ろうと地元の人が分け入りできた道が、そのまま生活道に昇格したものなのだそうだ。
千駄木を本郷方面に進むと根津。根津神社の隣にある権現坂(S坂)に内田百間の旧居跡を探すも案内版が出ておらず、このへんかな〜と想像するに留まった。不忍通り沿いには「根津のたいやき」があるが、すでにたいやき完売。その代わり同じ並びの煎餅屋の前に何だか人だかりがあった。談志師匠だ。筆を持ち色紙に何やら書いているようだった。ちょっと覗くと「満州を返せ」と書いてあった(笑)。
根津神社の不忍通りを挟んだ反対側の古本カフェ「結構人ミルクホール」でひと休み。
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ここでは古本を自由に読みながらコーヒーを楽しむ事ができ、置いてある本は購入もできる。私は好きな漫画家のとっても古い作品があったので、それを手に取って読んだ。店内は撮影が自由との事だったので写真も撮らせてもらった。
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この人形、夜中に絶対動いてる(涙)。
ここで静かに過ごし・・・と言いたいところなのだが、ここで運悪く若い女の子2人連れと一緒になってしまった。これについては別記しようかな。
根津をさらに本郷方面に進むとここは弥生式土器が発掘された弥生、さらに本郷は赤門のある東京大学本郷キャンパスとなるが、この時点ですでに日は落ちていた。歩き倒してガッツリ6時間以上。こんなに歩いてもまだまだ回りきらない谷根千は、まだまだ裏路地に何か楽しいものが隠れていそうだ。
posted by はきこ at 22:48| 東京 ☁| Comment(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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